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メモ帳です。それ以上でもそれ以下でもなくありたい。
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論文集。
学習障害
地域の学習塾などの支援体制
学習障害児支援に効果を上げている方法の紹介など
①学習障害の発見の遅れについて学校側にも責任がある
②学校においても何らかの個別指導をする必要がある
TT(チームティーチング)や教務主任教師などで担当教師をサポート。漢字の基本から個別に指導する機会を設ける
③両親のショックについて慎重に配慮する
定期面接+綿密な連絡

MRI、RTA

躁鬱体質
神田橋
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斎藤環『ひきこもりはなぜ「治る」のか? 精神分析的アプローチ』
コフート理論
クラインの対象関係論
ビオンの理論



小野京子『表現アートセラピー入門 絵画・粘土・音楽・ドラマ・ダンスなどを通して』

 
うつ病の闘病本というよりも、うつ病のエッセイ。
一色さんの作品を知っていればより楽しめる本だし、知らなければ観たくなる本です。
前作の反響を含めた、うつ病患者を家族に持つ人々の生活や気をつけていること、家族として困ってしまうことなどなど。
スチューデントアパシー、いじめ
箱庭についてもう少し記述があったら嬉しい。
続編という形で出ないものか。
良かった。
肌にぴりぴりとくる、覚えのある焦燥。
その何倍も何倍も彼は感じていたことだろう。
言葉にできないもどかしさ、言葉を返せないもどかしさ。
父親のそこまで、なんとなしな言葉に噴出す衝動。

この本では、兄がすごく効果的な人物だと思った。常に彼を認めていた人として読めた。祖母も。

今日はいい夫婦の日で、高橋ジョージ・三船美佳夫妻が一位でした。
ベストファーザーとかあるけれど、ベストブラザーズ&シスターズなんてものはないのかしら。

千原兄弟にベストブラザー賞をささげたい。
あと、中村勘太郎・七之助もなかなか。
ワーストは…花d…げふんげふん。
 うつ病発祥から退職にいたるまでを日記と会社関係者との手紙のやりとりでつづっている。各章末に助川主治医の治療所見・処方が併記されている。
 うつ病の思考回路、また行動などが克明に書かれている。著者の職業柄なのか、とても読みやすくわかりやすい文章となっていた。妻にもこの内容のしっかりしていることは驚きだったようだ。
この本自体が2003年に出版されたものの加筆修正版なので、あとがき・助川医師の所見・妻の回顧録等で私の感想はそのまま反映されていると思う。特に医師の所見。
妻の著者へのかかわり方がとてもすばらしかった。妻は、回顧録にて当時はへとへとになって記録することも怖くてできないと書いているが、ここまでのかかわりをできる人はそう居ないだろう。
 読んでいる最中に、「これだけの文章を書ける人ならば、認知行動療法は効果的なのでは?」と考えた。

最後の助川医師の所見では
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仕事量のコントロールをどうしていくか、休養をどう作っていくか、どう休むかについて認知療法等を行いました。

仕事を減らす、つまり仕事を断ることを目標に認知療法等を行ってきましたが、まだまだ私が納得するほど十分な効果を挙げてはいません。
 今後四年目を向かえ、症状を消し寛解状態にする為の課題は、「仕事を断り、遊びに行こう!」です。
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と書かれています。いまいち効果は挙げては居ないようです。
認知療法の詳しい記述は無いので、そこが気になるところです。
それにこの目標は適切なのか。
助川医師は以下のような論文もあるみたいなので、そこんとこをもっと知りたい。
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山口隆,助川剛史,木戸幸聖ほか(広島修道大) : 分裂病家族への集団知識面接とそのfollow-up(続報)-患者への病名告知後の生活技能訓練(SST)にからめて-集団精神療法 6(2):123-127,1990
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また、なぜ効果を挙げられていないのかという検討もしてほしかったなぁ。
 それだと、著者を責める感じの文章になってしまう可能性もあるな。そりゃあかんな。
BDI
使用についてとか・・・知りたかったな。

助川医師のクリニックhttp://www.tctv.ne.jp/kokorocl/


この本はエッセイというジャンルですが、事例文献として読むことのできる本だと思います。
子曰、
吾十有五而志于学、
三十而立、
四十而不惑、
五十而知天命、
六十而耳順、
七十而従心所欲、不踰矩。

年をとる=成熟ということではない。それは私たちの思い込みに過ぎない。
この本で述べられている「新」老人は「キレる老人」である。
「待つこと」のできない老人が発生している。
何が彼らを生んだのか。それを時代背景とともに述べていき、後半は老人というよりも世相について話をしている。
携帯電話を連絡する道具と使うか繋がる道具としてつかうか。これは世代によって違ってくる。
著者は「私たちの世代は・・・」という言い方をつかって、ケータイメール、ネットなどについて語っている。1955年生まれの著者は母と同世代であるが、うちの母はメール・インターネットに対して著者ほどの拒否感をもっていない。使いこなせていない感はあるが、むしろ意欲的に取り組んでいるほうだと思う。ワープロ、パソコン、携帯電話…それらをうちの家庭に導入したのは母である。使いこなせているかは別として。
私の姉の世代は、パソコンが必須の世代ではない。事実彼女の高校時代に聞いた話では「パソコンを使えるのはオタクな感じがする」という話を聞いたことがある。このオタクはキモイと同義で使われていると思っても支障はない。彼女の世代は「メールより電話のほうが早くていいじゃん」という考え方をする人の割合が減ってきつつある世代なのではないか。
私自身は電話が苦手で、メールで「今から電話していい?」と聞く場合もあるくらいだ;;
常につながれるツールがあるから、こういう状況が発生したのではないだろうか。

1988
年の本だし、書いてあることも特に目新しいことはなかった。
ただ、死亡事例を掲載していることに驚いた。こういう本では成功事例を載せるのが一般的なので。
その死亡事例が自分の責任じゃないと思っているから書けるのか、それとも責任を重く感じて取り上げているのか。

団塊の世代(1940年後半生まれ)からバブル世代(1960年代後半生まれ)までの、40~60代の男性を「おやじ」としています。

「男子」は、おもに1970年代生まれの団塊ジュニア世代、すなわち20代半ば~30代半ばの男子を指しています。

そんな「男子」がどう「おやじ」と違うのかということを述べている本です。「男子世代」という表現を使っているが、いまいちインパクトに欠ける。世代名っておもしろいね「団塊の世代」「新人類」とか
私の周囲はそれよりも若い世代なのですが、ちょいちょいああヤツだ…。っていうのがあったので

リスペクト男子
お買い物男子
セクシー男子
マッスル男子
mixi男子
チェック男子
ツッコミ男子
欧米男子
リセット男子
草食男子
ニュアンス男子
マルチ男子
ガンダム男子
少年ジャンプ男子

この本に掲載されている「男子」は器用だなと感じる。もちろん古い平均的日本人というのも多いと思いますが。
「男子」は夢を見すぎていないなと感じました。全体に女子と目線が近くなってきているような・・・。
この本には良い面ばかり(まあマーケティング調査の結果なのでしかたないですが)なので、「だめんず」についてもなんか話してほしかったかも。

年配は善、若者は悪という図式が嫌いだ。言っていること青臭いのはわかっている。ちょっと尾崎モード。
主人公の父は、水素自動車実用化のための画期的な開発を成功させた。
特許の帰属を巡って会社と争うことになり、退社してカリフォルニアに移住した家族。
会社側の敗訴が続く中、最高裁に持ち込まれた。そんな最中、父が殺された。ゲイプレイの痕跡を残す姿で。
主人公は父の死の真相を追う。長編謀略サスペンス。

クレイジーなカリフォルニアの描写が弾けるオレンジを彷彿させました。

会社の従業員の功績によって、莫大な利益が転がり込む可能性のある知的所有権が会社のものとなった場合、従業員の功績はどの程度評価されるべきか。
青色発光ダイオード事件が提起した問題です。

また、人質たてこもり事件への警察の対応。日本の警察の活動の制約などの提起も。


コレより下は、完全にネタバレなので、見たくない人はやめて欲しいのだけれど。

 

 
学級崩壊への対応事例が詳細に継続的に掲載されていて、とても興味深い。
学級崩壊といえば、小学六年生の時。
他のクラスの荒れっぷりがひどくて、自分のクラスもなかなか荒れていたことに気付いていなかったころ。
それなりに面白いこともあったな。
--------------------------産経WEBより--------
教職員殺傷 検察「無期懲役が相当」 控訴審結審 来月25日に判決 
2007年9月13日(木)16:44

 大阪府寝屋川市立中央小学校で平成17年2月、教職員3人が殺傷された事件で、殺人などの罪に問われ、1審・大阪地裁で懲役12年(求刑・無期懲役)の実刑判決を受けた卒業生の少年(19)=事件当時(17)=の控訴審公判が13日、大阪高裁(古川博裁判長)で開かれ、検察、弁護側が意見陳述し、結審した。判決は来月25日。

 1審では、精神鑑定で広汎性発達障害と診断された少年の処遇が焦点となり、大阪地裁は昨年10月、障害が犯行に与えた影響を認めながらも「極めて悪質な事案で、保護処分の域を超えている」として刑事罰を選択、双方が控訴していた。

 この日の公判で検察側は「結果の重大性や社会的影響などを考慮すれば無期懲役が相当」と主張。弁護側は「少年も更生の意欲が強く、少年法に基づき少年院送致の保護処分が相当」などと治療・更生の必要性を改めて主張した。

 1審判決によると、少年は17年2月14日午後、中央小に侵入。廊下で応対した教諭の鴨崎満明さん=当時(52)=の背中を包丁で刺して殺害、職員室で女性教職員2人も刺し、重傷を負わせた。
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この事件のルポタージュ。先日、日記でも述べた『自閉症裁判』の著者が書く、自閉スペクトラム裁判についての第二弾。

以下、メモ抜粋。
■加害空想は普通の人はしないものなのだろうか
■刑事処分・保護処分・犯罪被害者の心情

厳罰化により、軽犯罪は減少するかもしれないが、重大犯罪に至っては罰を与えることが、更生を目指すことになるのか。
懲罰効果は期待できるのか。
社会にもう出てくることが無いのならまだしも、日本の刑法においては、死刑以外はほとんどの受刑者がいつかは刑務所から出てくる。社会に出るにあたり、更正と再犯防止を必要とする。

自己の内省による内面の向上ははかられるのか。
他人の介入・相互作用はそこには存在しない。

受刑により贖罪意識は醸成出来るか。

矯正と教育。

反省と更生は必ず同時に存在するものなのか。

刑務所での規則に則った生活というのは自閉スペクトラムには楽な生活。

了解可能な大人の動機(金と色)と少年犯罪の動機

 
 篠原涼子で2時間ドラマ化しましたよね。
アルコール依存のノンフィクション。
ノンフィクションだけれども、小説を読んでいるかのようにさらさらと読めたし、ドラマティックだった。
自分で見つめるには怖い部分に焦点を当てて話せるということはスゴイことだと思う。

人間関係を崩壊させるこの病気は一生治らない。
味醂やケーキなどに入っているアルコール分ですら呼び水になってしまう。
身体に入った少量のアルコールによって、細胞がアルコールを欲しがり、際限無く呑み続ける。

私はアルコールが好きだ。
好きだからこそ、アルコール依存症にはならないようにしなきゃと思う。

事例やコラムが興味深かったです。
時代と共に以下のように表現されてきた青少年の怒り。
腹が立つ→ムカつく→キレる
感覚の言語表現から表層的なイメージに言語が変化している。

腹が立つという表現が彼らの怒りを表現する言葉としてフィットしなくなったのか。
急沸騰する怒りが腹が立つという段階を飛び越えるようになったのか。
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