幸せとは一体なんなのでしょうか。
社会的に幸せそうに見えても、それは実は…ということも多い。
負け犬女性が不幸せかといったら、社会的に不幸せだと思われることが不幸だと思う。
中村うさぎは
世間一般の幸せと、自分の幸せにはギャップがあって、他人に承認される幸せを追い求めるために、自分にとっての幸せを逃してしまうといっています。
結婚という形式では彼女は幸せを得れなかった。彼女は“自分らしい”ということに主眼をおくために。
自分の幸せの形はいろいろあるはずなのに、世間に流されるというのは馬鹿馬鹿しく感じる。
一方で、他人に承認されるということが最優先の幸せという人もいるだろう。私はそれでいいと思う。他人に褒められることが幸せだという人に対して「寂しい人」のようなネガティブな評価が下される場合もあるが、それはそれで良いと思う。
自己実現というものはそんなに大事なものなのだろうか。
美川べるのが言うように「歯車は大事」なのである。
確かに、周囲に影響されるような、幸せは不安定であり、不幸に遭遇することも多く訪れるだろうが。
しかし、そう考えると安定した生活を求める人ほど、周囲に影響されやすい不安定な幸せを得、不安定な職業にある人ほど、自分の行動による安定した幸せをもつのではないか。
ここまで書いて気づいたが、幸せを満足感だと捕らえたほうがわかりやすいと思った。