闘病本てドスーンって感じで暗めな本が多くて、苦手なのですが、なんていうか「私こんなに辛いの! 私、頑張ってるの! みんなも頑張れ!」っていう感じがして苦手…うん、偏見ってことは解ってるんだけれどね。
でも、最近は、こういう病気だからこういう風に辛いとか大変だ、だからこうしてくれたら嬉しいな的なものとか、社会体制への不満とか読んでいて納得の出来るものが多くなっていて興味深く読ませていただいております。
この本は著者(母)と長男がアスペルガー障害で、父と長女、次男が違うということで40%というタイトルがつけられています。
社会体制でぶつかる壁や子育てでぶつかる壁、そのたびに悩んでいることとその結果を理由も含めて解説してくれる。その悩みに深さに共感するのも大事だけれども、私はその思考過程が気になる人なのでこの本はとても面白かった。
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